たとえ外部の出来事(経済状況や会期初めの2日間の交通機関のスト)がインディゴ・エディション・モードの成長に歯止めをかけようとしたとしても、当展は巧みにその窮地を切り抜け、13,800名の来場者を記録した。今会期は194のインターナショナルなスタジオが出展し、世界中から集まるバイヤーが、この激動の時代に自身のコレクションの創造性を豊かにさせるためのブースターとなるような非常にクリエイティブな提案を目にすることができた。
2007年9月展比で、来場者数は微減(-3.8%)したものの、高い水準を保っている。海外からの来場者割合は73%で、その大多数がヨーロッパ諸国からの来場(65%)と、過去の同会期と比べても驚くほど安定している。
その中でも、フランスやイギリスに次いで3位につけたイタリアは5%増、また、オランダ(+20%)、ポルトガル(+30%)、スウェーデン(+15%)、スイス(+11%)、ベルギー(+8%)とすばらしいパフォーマンスを見せた。ドイツは例年に引き続き4位。遠距離輸出相手諸国にとっては、ユーロ/ドルの為替レートの影響が依然として色濃く残ってはいるものの、その中のいくつかの国からの来場は増加(中国、香港)、あるいは水準維持(ブラジル)となっている。フランス国内からの来場者(全体の27%)は3,710名と約4%減となった。
プルミエール・ヴィジョンの出展社が数多くインディゴにモチーフを探しに来場している。
2つの見本市が互いに近くにあることが商談にも功を奏し、テキスタイル・メーカーがインディゴのデッサン・スタジオに足を運ぶことは今後も習慣化すると思われる。今回も、2009/10秋冬のアップデートと2010春夏コレクションの準備のため、プリントやジャカードのモチーフ、布帛のデッサン、そしてその他の装飾を探しに1,404名のプルミエール・ヴィジョンの出展メーカーがインディゴに来場した。
出展社のクリエーションを独占的に確保したいと願うバイヤーが多いインディゴではよくあることであるが、初日の来場が4,000名以上と、もっとも多かった。全体としては、初日から2日間続いたパリの交通機関の混乱が出展社の商談に影響を与えた。来場者の平均滞在時間や商談時間が短くなり、このことは特に小さなスタジオにとっては打撃となった。
あらゆるかたちで装飾を重視したファッショントレンドは、出展各社にとっても、彼らのノウハウの価値付けに一役かっている。経済状況の先行きは暗いものの、バイヤーは創造性、独創性、品質に関心を寄せていた。インディゴはあらゆるクリエーターやプレタポルテ・ブランド、流通関係者にとって避けては通れない場所となっているが、それは彼らのコレクションを差別化するための味付けとなるユニークですばらしいデッサンやクリエーションをそこに見つけることができるからである。
テックスプリントコンクールで選考された24名の若いデッサン・クリエーターの参加やイギリスの著名なデザイナーであるポール・スミス卿による6名の受賞者への授与式はインディゴ展の強みの1つとなった。創造性と革新という点で常に最先端にある彼らのコレクションは大きな成功を博した。
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